18.菱沼定夫

作家

モダンな土物の器たち

山梨県で作陶されている菱沼定夫さんは、灰釉、粉引、黒釉と様々な器を作り、絵付けもされるなど多才な作家さんです。
形状はシンプルでモダン、普段使いの器です。
土物の器に「ザックリ」と料理を盛る、そんな使い方が似合う器です。
古典的な赤絵唐草文などは、菱沼さんのアレンジで大胆で躍動的でポップに仕上がっています。
数々のポットも、モダンな色絵で食卓を彩ります。

作品

陶歴

1947 神奈川県生
1972 桑沢デザイン研究所Ⅱ部基礎造形科修了
1979 愛知県窯業職業訓練校修了
1980 愛知県瀬戸市湯の根町に「菱工房」を開設
1987 山梨県笛吹市境川町に転居工房を開く
1998〜2009,2011 青山「桃林堂」にて個展
2002〜2008 漆、染色、織、ガラス、鉄、各作家と共同展を菱工房にて開催
2006,2009 「千葉そごう」にてうつわ展
2007 玉川高島屋 クリエイティブ工房にて個展
2010 北社市 シルクロード美術館ギャラリー亜絲花にてヤマセトシフミ氏と「土で遊ぶ、石で遊ぶ」展
2011 「いやし里根場」にて安藤彩子氏と2人展
2012 「ギャラリー悠」(静岡)にて個展
2013 「千葉そごう」にて安藤彩子氏と2人展
2015〜2016 日本橋高島屋7階 和食器にて「普段着の器展」