04.大蔵達雄

作家

形へのこだわり、轆轤から塗りまでの一貫作業

静岡県にて木地から塗りまでを一貫して制作していらっしゃいます。
開店当時ぎゃらりー工藝舎は土物が多くこの土物に合う漆を探しておりました。
粉引の器に似合って飽きのこない漆ということでやはり伊豆にお住みの陶芸家の花岡隆さんに
ご紹介して頂きました。
ざっくりと力強く個性的な根来の作品は長くぎゃらりー工藝舎のお客様に愛されてきました。
根来塗の朱色は、使うごとに味わいが増し透明感が出てきます。
とても魅力的に育ちます。
墨黒のマットの作品は力強さの根来と対極でモダンでスタイリッシュな感じさえします。
まずはお椀などを、ご自分一人の贅沢の為にとお買い求めになる方が多々いらっしゃるこの頃です。

作品

陶歴

1952年 長野県南木曽町生まれ
1972年 漆芸家 二代 村瀬 治兵衛に師事
1976年 家業の木地挽職に従事
1982年 静岡県函南に工房、現在に至る

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